新年度のごあいさつ


校長  寒河江 正人

 

 新緑の候 果樹王国ひがしね・おおとみの里は、瑞々しい若葉美しき季節を迎えました。

 

 昨年度は、地域・保護者の皆様より、本校の学校経営に特段のご理解とご協力を賜りましたことに、この場をお借りしまして、心より厚く御礼申し上げます。

 

 ご縁があって、母校での勤務は、2年目を迎えることができました。地元の子どもたちの教育に携わる幸せを与えていただきましたことに感謝するとともに、新たな本校教職員を異動でお迎えし、共に働く機会をいただいたことに喜びを感じているところです。

 

 さて、4月1日、再び港から「大富中学校」という船が出航いたしました。

 この度の船出は、皆様もご承知のとおり、「新型コロナウイルス感染症」の拡大という難題と闘わねばならない「嵐」の真っ只中へと向かう一年となります。

 

 そこで、航海を任される立場として、皆様に申し上げておきたいことがございます。
 もとより私は、浅学菲才の身でありますので、我が身の丈に合ったことしかできません。地域・保護者の皆様を初め、本校教職員の皆様のお力添えなしには、「大富中学校」という船は、たちまち難破してしまいます。

 

 今後一年間、お力添えをいただく教育活動におきまして、皆様一人ひとりがお持ちのお知恵とお力を、本校の子どもたちのために、思う存分、発揮していただきたいのです。
 これが、校長としての「ささやかな願い」であります。

 

 奇をてらった派手さは全く不要です。
 地味でもいい。目立たなくてもいい。裏方に徹してもいい。
 誠実で地道な営みの先にこそ、子どもたちの「確かで豊かな学び」と「健やかな育ち」が結実した姿があり、それこそが私たちの目指す「事業の成果」だと信じております。


 その覚悟で、子どもたちを育てていきましょう。学校を共に創っていきましょう。
 それでは、一年間何卒よろしくお願いいたします。

 

   「朴魯(ぼくろ)なるにしかず」 

(ごく普通のすばらしさをしっかり見抜き、大切にせよ)

    洪(こう)自誠(じせい) 「菜根譚(さいこんたん)」