2022年11月の記事一覧

11月29日(火) さくらんぼ環境ISO認定書交付式

 さくらんぼ環境ISO認定交付式が,本日東根市役所で行われました。環境ISOとは,環境に対する大富中独自のPDCAサイクル(計画➡実行➡評価➡改善実行)により,環境保全に努める活動の総称です。「カクレトミヨ保護活動」や「古い校舎を大切に使って行こう」「伝統の100m花壇づくり」など,大富中の特徴を活かした環境保全活動が評価されました。活動の中心として活躍した,整美委員長の髙橋翔さんに,土田正剛市長より,認定証が交付されました。明後日,市内小中学校14校による環境ISO交流会がオンラインで実施され,髙橋翔さんと,新整美委員長の工藤丈大朗さんが,本校の実践発表を行います。

大富中学校 R4年度さくらんぼ環境ISOの取り組み.pdf

11月28日(月)生徒集会 ~執行部主催交流企画「ナゾトレ」~

 3年生中心の現執行部が主催する最後の活動,交流企画「クイズ・ナゾトレ」が行われました。先日,新生徒会役員が,選挙により選出されました。来年1月には,新執行部主催の交流会が予定されています。1・2年生の新生徒会役員の皆さんは,生徒会活動をリードしてきた3年生の姿を目に焼き付けていたようです。

11月25日(金)芸術鑑賞教室 山形交響楽団スクールコンサート

 生のオーケストラ演奏,本物の演奏は,なかなか鑑賞する機会の少ない貴重なものです。山形交響楽団の皆様には,このような素晴らしい時間をいただき,感謝申し上げます。

 生徒の皆さんは,昨日まで期末テストに向けて学習に集中する時でした。「いや~いがった~‥」とはある2年男子のつぶやき。心のエネルギーを,音楽の力でいただきました。

≪生徒の感想≫

 山形交響楽団スクールコンサートを鑑賞してとても感動しました。何気なく,メディアを通して聞いたことがある曲が,目の前で,生演奏されていることに不思議な気持ちになりました。このように音がつくられることに感心しました。特に興味があった曲は「魔王」と「炎」です。「魔王」は音楽の授業で聞きましたが,全く違う感覚でした。生演奏の強弱,迫力がその理由です。「炎」は,さびに入る直前のところの音の重りが美しく,ぞくぞくし,感動しました。

交響楽団の方々,すごくかっこよかったです。また,聞きたいです。

 

11月23日(水) 大富農業カンパニー「一応」の集大成 ~郷土yamagataふるさと探求コンテスト優秀賞受賞~ 

 山形市の遊学館を会場に,令和4年度郷土yamagataふるさと探究コンテスト最終審査会が行われました。本校からは,3年連続で「大富農業カンパニー(沓澤魁良さん・赤塚奏音さん)」が出場。「持続可能な地域貢献~3年間の挑戦!」と題して,1・2年生までの取り組み,それを活かした新たな課題への挑戦についてまとめ,発表しました。

 本校では,探求型学習に積極的に取り組み,主体的な学習者の育成を目指しています。大富農業カンパニーは,まさに「主体的なマナビアン」です。3年間で培った力をぜひ,地域のため,社会のために活かしてほしいと思います。大富農業カンパニーの活動はこれからが本番ですので,この度の発表は「一応」の集大成としてご覧いただければいただければ幸いです。

R4郷土yamagata資料「持続可能な地域貢献~3年間の挑戦!」.pdf

11月22日(火) FM山形 Beラボ★山大サイエンスカー ~授業・放課後取材の様子について~

学習課題 光でつくろう!オリジナルスタンプ

 授 業 者  :山形大学理学部教授 栗山恭直 理学博士 

インタビュアー:FM山形 福田 雅 アナウンサー

 

身の回りには光が溢れています。その光を利用したものに,カメラ・コピー機などがあります。この実験では,感光性樹脂を使ってオリジナルスタンプをつくります。自分で描いた下絵を,紫外線をつかって樹脂の上に写します。この樹脂は水に溶けますが,光の力で水に溶けなくなる性質を持っています。その性質を利用して水洗いすることで下絵と同じ凹凸ができるしくみです。

 ①黒い特殊シートに,シャープペンでスタンプの絵や文字を削ります。インタビューを受けながらの学習でした。

②感光性樹脂の保護シートをはがし,黒い特殊シートに置き,紫外線を5分あてます。

③黒いシートをとり,樹脂の表面を流水で洗います。指でこすると,浮き出た模様が分かる様です。

 ④もう一度紫外線を5分あてて,樹脂を木の台に取り付けます。強く押す必要はなく,スタンプの完成です。

 実験終了後「放課後取材」を実施。テーマは「今どきの中学生」。学級委員,理科教科係が代表として取材に対応しました。

  取材を受けながらの授業に新鮮さを感じました。まさに,今,本校が目指す「説明力」が問われる授業です。質問に,瞬時に対応することはとても難しいはずです。1年生の皆さんは,見事に対応していました。是非,放送をお聞きいただきたいと思います。

11月21日(月) 新生徒会がスタート!

 先週金曜日に,新生徒会発足に向けた立会演説会が行われました。立会演説会では,立候補した1・2年生のみなさんの緊張した面持ちがみられました。緊張は「本気」だからするものです。次の時代を「責任」を持って取り組もうとする強い意気込みを感じました。また,立会演説会後に選挙が行われました。東根市選挙管理委員会より投票箱と記載台をお借りして,18歳以上で行われる「選挙」さながらの場面を設定し,実施しました。

11月15日(火)東根市ホストタウン推進事業「共生社会に向けた心のバリアフリー講演会」

 プロサッカー選手になるという夢を叶えた矢先,交通事故に遭い,車いす生活となった,京谷和幸氏(車いすバスケットボール男子日本代表ヘッドコーチ)から,『夢を持つことの大切さ』と題したリモート講演会により,多くのメッセージをいただきました。

〇 事故で脚を失った時,死にたいと思った。しかし,生きる勇気をくれたのが今の妻。車いす生活後に結婚した。

〇 次の目標をもって生きる。

〇 「できないこと」を探さず,「できること」を探す。

〇 10年先には,サッカーのコーチをやりたい。

 講演を終えての生徒の振り返りです。

 今の自分には夢や目標がなく,夢を追い続けることの意味についても分かりません。しかし,京谷さんの講演を聞いて,夢を持つこと,追い続けることの大切さについて考え直すことができました。自分の追い求めた夢と変わっても良く,その新しい夢を持てば挑戦の機会が増えます。また,挑戦すれば失敗することもありますが,失敗をすることで学ぶことも多くなり,結局夢が広がります。こんなことが分かったような気がします。

11月15日(火)新生徒会発足に向けて

 生徒会長はじめ,9名の皆さんが立候補を表明しました。昨日から本格的な選挙運動が始まりました。生徒会は地方自治の縮図です。社会は自分たちでつくるということを,生徒会を通して学んでほしいと思います。

11月11日(金) 演劇鑑賞教室「劇団風の子北海道『ボクラのばにしんぐぽいんと』」を観劇して

「お金と人間はどうあれば良いか」を中心の問いとして展開された演劇「ボクラのばにしんぐポイント」。3名の劇団員のみで繰り広げられた圧倒的な演出・演技は,思春期真っただ中の生徒の心に,何かしらのメッセージとなったようです。生徒の感想を一部紹介いたします。

 

 今回の演劇を鑑賞して,お金や夢,人生など様々なことについて考えさせられました。僕が特に心に残ったセリフは,「人生は粘土でできている。作り直すことが出来る」です。私は,このセリフにとても感動しました。人は自分のなりたい形に変われるということを,粘土で表現することが,とても分かりやすかったです。

 

 お金の存在についてあまり深く考えたことがありませんでしたが,今回観劇して,とても考えさせられました。人間がよりよい生き方を模索してきた中で生まれてきた「お金」。生活を豊かにするためのもののはずが,現在では経済格差で人々が苦しんでいたり,たくさんお金があることが幸せの象徴であったりする存在であることに,違和感を抱きます。半面,私もお金がすべてだとは思わずとも,お金があることに幸せを感じる自分がいます。この作品名「バニシングポイント」は,「何かが新しく生まれる」という意味だと知りました。私は,お金以外の幸せを,毎日の生活の中から生み出す人になりたいと思いました。お金に依存せず,いつかは経済的な格差もなくなるような世の中を希望します。

11月7日(月) バイキング給食の実施

 本日バイキング給食が行われました。東根市給食センター所長様はじめ,センター職員の方6名が体育館に準備して下さったたくさんの料理を,3年生の皆さんが美味しくいただいたところです。このバイキング給食をきっかけに,来週,本校では「心をはぐくむ学校給食週間」として,食についての学びを行います。給食の時間に,厚生委員が,給食で使用されている「食材」のルーツや特徴についてお話をする予定です。