11月22日(火) FM山形 Beラボ★山大サイエンスカー ~授業・放課後取材の様子について~
学習課題 光でつくろう!オリジナルスタンプ
授 業 者 :山形大学理学部教授 栗山恭直 理学博士
インタビュアー:FM山形 福田 雅 アナウンサー
身の回りには光が溢れています。その光を利用したものに,カメラ・コピー機などがあります。この実験では,感光性樹脂を使ってオリジナルスタンプをつくります。自分で描いた下絵を,紫外線をつかって樹脂の上に写します。この樹脂は水に溶けますが,光の力で水に溶けなくなる性質を持っています。その性質を利用して水洗いすることで下絵と同じ凹凸ができるしくみです。
①黒い特殊シートに,シャープペンでスタンプの絵や文字を削ります。インタビューを受けながらの学習でした。
②感光性樹脂の保護シートをはがし,黒い特殊シートに置き,紫外線を5分あてます。
③黒いシートをとり,樹脂の表面を流水で洗います。指でこすると,浮き出た模様が分かる様です。
④もう一度紫外線を5分あてて,樹脂を木の台に取り付けます。強く押す必要はなく,スタンプの完成です。
実験終了後「放課後取材」を実施。テーマは「今どきの中学生」。学級委員,理科教科係が代表として取材に対応しました。
取材を受けながらの授業に新鮮さを感じました。まさに,今,本校が目指す「説明力」が問われる授業です。質問に,瞬時に対応することはとても難しいはずです。1年生の皆さんは,見事に対応していました。是非,放送をお聞きいただきたいと思います。